この時期には、なによりも遊びを通じて体力を向上させ、危険を回避する能力を身につけることが大切な時期です。
また脳神経が一番発達する時期でもありますので、この期に運動の基本である走る、蹴る、投げる、泳ぐ等の基本動作が身についていると一生忘れないものです。小さい頃から一つのスポーツ競技を特化してしまうと、体の一つの部分に過度に負担をかけたり、筋力のアンバランスを引き起こして将来スポーツ障害を発症させる原因となってしまいます。いろいろなスポーツを経験し、それぞれの競技パフォーマンスに相乗効果を与えるような指導を心掛けることが大切です。
またウエイトトレーニングは関節や骨に負担をかけないよう低負荷で行い、正しい方法、フォームで無理をさせないよう細心の注意を払わなければなりません。