今回は突き指について解説していきます。
突き指とは広く意味し、軽度なものであれば数日で症状が落ち着き、重度のものであれば数か月かかります。
また損傷具合によっては手術の適応になる事もあるケガになります。
『発生原因』
例えばバスケットをしていてボールが当たった、バレーボールでブロックした際ボールに当たった、自宅で物にぶつけたなど
指をついてしまい大きな外力が加わることによって起こります。
『症状』
損傷具合により症状の差はありますが、患部の圧痛、腫脹、指を曲げた際の痛み・動きの制限が確認されます。
靭帯損傷や骨折・脱臼の場合は外見上の変形も見られますので注意が必要になります。
『治療法』
当院では損傷により固定を行います。
負傷してから数日は炎症期間になりますので患部の安静を図ることが重要になってくるためです。
患部の状態が落ち着き次第、運動復帰や日常生活での使用を目的とし運動療法や再発しないためのアフターケアも行います。
負傷してしまった際は当院や専門医を訪れる前にできるだけ早めの処置が必要となります。
以前の解説でお話しさせていただいた「RICE処置」を参考にしていただき適切な対応をすることも必要になります。
今回はテーピング固定による方法をご説明します。
ホワイトテープの場合固定力は強く、キネシオテープの場合は固定力がホワイトテープと比べると弱くなります。
経過の具合を見ながら巻くように参考にしてください。
損傷具合により、症状の程度が為、安易に考えずに痛みや腫れが強い際には専門医等を受診するようにしてください。