今回は足首のテーピングを紹介します。
足首の怪我といえば、捻挫による外傷の割合がとても多い部位になります。捻挫と言っても痛みの程度、腫れの状態、運動時の疼痛の有無などにより固定の方法や固定する材料が変わってきます。今回はその中でも痛みや腫れが引いてきて運動復帰直前に当院で巻いている巻き方を解説します。
巻くテープの種類はキネシオテープという、伸縮性に優れたテープです。特徴として伸び縮みするので運動中の動きに対応して運動の妨げにならないように固定できます。しかし包帯やサポータなどに比べると固定力は低いので患部の安静や圧迫には向いていません。巻く際は注意してみましょう。
【巻き方】
1.外くるぶしから8の字を描くように2本長さを測ります。
2.テープの端を切り外くるぶしに貼り、徐々にテープをめくりながら8の字を描いて貼っていきます。
3.2本目は1本目に半分重ねて同様に巻いていきます。
注意点:引っ張りすぎると皮膚への摩擦が強かったり、圧迫力が強くなりすぎる事があるので適度な張力で巻いてみましょう。
今回ご紹介できなかった巻き方がまだまだあります。患部の痛み、腫れの具合によって巻き方を使い分けていきますので巻き方が分からない方やなにで固定すればいいかなど疑問に思うことがあればお気軽にスタッフにお聞きください。