背中の痛みとしてあげられるのは、不意に物を持ったときとか、物を持って急に体位を変換したときとか何もしないのに朝起きたときに急に痛くなったなど「ギックリ腰」と同じような原因で発症するものがあります。体をひねったり前後屈をした際に強い痛みが出ます。ギックリ腰と違うのは背中の筋肉は呼吸筋といって呼吸や咳をするときに特に使う筋肉ですので痛みが強いときは呼吸もままならないこともあります。咳やクシャミにも痛みとして本来の「ギックリ腰」より敏感に反応します。処置はアイシング等やはり急性期は冷やします。また、このほかにも高所からの転落による脊椎の損傷や単なる疲労からくる痛みもありますがまた次の機会に説明します。