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THE解説

殿筋のストレッチ

今回は、殿筋(お尻)のストレッチをご紹介したいと思います。座った状態でできますので是非ご自宅でおこなってみてください。

【殿筋ストレッチ(1)】

  1. 両手を体の後ろにつき、ひざを立てます。
  2. 立てた側のひざの上にもう片方の足(外くるぶし)を乗せます。(乗せた状態ですでにお尻に伸びた感じがある方は、そのままキープしましょう)
  3. 2で伸びた感じがあまりない方は、立てた脚と体を近づけていきます。
  4. お尻の筋肉が伸びている感じがあるところで8~10秒キープします。

※ このストレッチは、上に乗せたほうの脚の殿筋がストレッチされます。

【殿筋ストレッチ(2)】

  1. あぐらの体勢になり、伸ばす方の脚を上にして組みます。
  2. そのまま体を前に倒していきます。
  3. 深く呼吸しながらお尻の筋肉が伸びている感じがあるところで8~10秒キープします。

両脚であぐらがかけない人は片脚だけあぐらになって、もう片脚は伸ばした状態で行ってみましょう。
またこのストレッチは殿筋のストレッチ効果に加えて股関節の柔軟性も向上が期待できますので、股関節が硬くて気になっている方も是非おこなってみてください。

※ 以下は臀筋についてです。

臀筋(大殿筋・中殿筋)は、それぞれ骨盤から大腿部(太もも)に付着します。
殿筋の硬さ(筋緊張)が及ぼす影響は骨盤だけではなく、腰部・股関節、また大きい範囲でみると首やひざなどの動きにも関与する可能性があります。体の柔軟性がある方の方が体が硬い方に比べると運動効率が上がるともいわれています。筋肉が硬いなと感じるところがある方は、当院の過去の解説を覗いてみてください。もしかしたら求めている投稿があるかもしれません。