今回は先日ブログにて紹介させていただきました「MCC治療器」について解説していきます。
この治療器は、怪我の治癒促進を目的とする駆血治療(RIC)とMCトレーニング(軽い負荷で速筋を鍛えるトレーニング)をおこなう治療器になりますが、今回は治癒促進効果のある使い方の紹介をします。
駆血治療(RIC)とは、特殊なバンドを腕や脚に巻きつけてそのバンドに空気を送り込み、腕や脚の血流を一時的に駆血して、その状態から一気にバンドの圧を解放することで堰(せき)を切ったように血液を流して血管を拡張させ、毛細血管レベルまで血液を送り込むためにおこなう治療器です。損傷し血液が不足している細部の組織や細胞まで血液を送り込むことで患部の回復力を上げる効果が期待できます。
骨折や捻挫など怪我をした場所の血流が改善され、患部の早期回復の効果が期待できます。また浮腫(むくみ)などを軽減させることもできます。全身の血流が改善されることで、冷え性、肩こり、筋肉痛、便秘、高血圧、しびれ、関節痛などにも効果があるといわれています。
治療方法は約5分間、駆血のためのバンドを付けたまま座った状態で居るだけです。老若男女問わず誰もが簡単に経験できる治療器なので、治癒促進させたい方、血液循環を良くしたい方、お気軽にスタッフまでご相談ください。