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THE解説

前腕の柔軟体操(ストレッチ)

今回は前腕の筋肉の柔軟体操(ストレッチ)について説明したいと思います。

前腕の筋肉は主に手首を上げたり下げたり(背屈・掌屈)する際に使う筋肉です。他にも肘を捻るような動き(回内・回外)に関しても関わってくる筋肉です。
前腕の筋肉が硬くなった(緊張した)状態で無理に使うことにより出てきやすいのが、野球肘・テニス肘(内側上顆炎・外側上顆炎)などと呼ばれる外傷です。その他にもゴルフをやる人なども同じ症状が出やすい傾向にあります。

基本的にしっかりとストレッチを行えば防げる怪我だと思います。
スポーツをやる人に関わらず、家事などで手をよく使う主婦の方でも痛みが出る方も多数おられます。
皆さんも一緒にストレッチを覚えていきましょう!

*肘の外側(外側上顆)のストレッチを行います。

まず姿勢を正し、伸ばしたい方の手(今回は右手とします)を前に伸ばします。

右の手首を下に曲げ左手で右の手掌を掴み、より手首が曲がるようにテンションをかけます。

しっかりとテンションをかけた状態でよりしっかり伸ばすために、右肘のくぼんでいる部分を上に向けるように自分で捻り上げます。

そして呼吸を止めないように20~30秒ほどゆっくり伸ばして筋肉が伸びている(ストレッチされている)のを感じながら行います。
1日に3~5セットほど行いましょう。

次に今伸ばした筋肉と反対側のストレッチを行います。
*肘の内側(内側上顆)のストレッチを行います。

まず姿勢を正し、伸ばしたい方の手(今回は右手とします)を前に伸ばします。

手掌(手のひら)を上に向けたまま反らすように下に曲げて左手で右の手掌を持ち、より反るようにテンションをかけます。

そして呼吸を止めないように20~30秒ほどゆっくり伸ばして筋肉が伸びている(ストレッチされている)のを感じながら行います。


1日に3~5セットほど行いましょう。

このストレッチで肘から前腕の筋肉のストレッチが出来ます。
ちょっとテレビを見ながらや、車で信号待ちをしている最中などのちょっとした短い時間でも比較的簡単にできると思います。

以下がストレッチの注意点です。
*ゆっくり深く呼吸をしながら行う。
*20~30秒少し長めに行う。
*一日3~5セット行う。
*痛みが出たら無理をしないで行うのを止める。

上記のことに注意しながら行うといいと思います。
ちょっとの時間で簡単に自分の体のケアが行えるので是非、行ってみてください。