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THE解説

腓骨筋腱炎

こんにちは。皆さんの中で、ここ最近ランニングを始めた方多いじゃないでしょうか。この数年マラソンブームの影響で各地のマラソン大会の出場者数が年々増加しているそうです。ランニングをしていて外くるぶし周辺が痛くなったりしていませんか。そこで今回は腓骨筋腱炎と言う外傷について説明したいと思います。

まず腓骨筋腱炎の説明を分かりやすく理解して頂く為に、筋肉の説明から始めたいと思います。筋肉とは、筋組織、腱組織の二つの組織から構成されています。皆さんがよく「力コブ」と言っているのが筋組織、その筋組織が骨に付着する為に細くなる部分を腱組織と考えて頂くと分かり易いかもしれません。

次に腓骨筋(腱)の説明です。腓骨筋とはふくらはぎの一番外側にある筋肉で、腓骨筋腱とは外くるぶしの上方から後方を通過し足の平に付着します。腓骨筋腱は腱自体が外れないようにする為、外くるぶしの後面にはトンネル(骨に溝が存在)のようなものがあり、そのトンネルを腱が通過しています。

最後に本題の腓骨筋腱炎の説明をします。腓骨筋腱炎の原因として、先程説明したトンネルと腱との関係が原因とされています。ランニングや水泳の立ち泳ぎなど足首を使い過ぎると、腓骨筋腱がトンネルと摩擦を起こす原因となります。その摩擦が繰り返し行われる事により、腓骨筋腱自体に炎症が起きて痛みへと繋がります。
外くるぶし周辺に痛みを感じたら練習を中止し、患部を冷やし痛みが落ち着くまで安静にして下さい。使い過ぎ(over use)による痛みなので、安静にして治療に専念して下さい。