皆さん、捻挫をしたことがありますか?おそらく多くの方が「ある」と答えると思います。ただ、その捻挫を専門医に診せしっかり治したという方はあまりいないと思います。「なんだただの捻挫か」「そのうち治るでしょ」という考え方の人のほうが多いと思います。
足根洞症候群という傷病名をお知りですか?足根洞とは足部の外側にある漏斗状に窪んだ部位をいい、そこには多くの神経があります。なぜこの傷病と捻挫を出したかというと、この傷病の70%の割合で足関節捻挫の既住があり、足関節捻挫の後遺障害とも言われているからです。症状としては、20歳~30歳代に好発し、無症状の期間が存在し発症すると足根洞の圧痛が著明にみられ、歩行痛や踵の辺りに不安定感を感じたり、易疲労感を感じたりします。
皆さん「たかが捻挫、されど捻挫」ですよ。