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偏平足改善エクササイズ NEW

 今回は、偏平足を改善させるためのエクササイズをご紹介します。

【偏平足による体への影響】

 まず偏平足とは足底の内側縦アーチ(土踏まず)が低下した状態を指します。アーチの機能が低下すると足部のクッション性が無くなり、地面からの衝撃を吸収できず足裏全体に負担がかかります。また足底アーチの伸縮性が低下することで、走る・飛ぶ・蹴るなどの運動パフォーマンスに影響を与える可能性が考えられます。

【足底エクササイズ】

タオルギャザー

  • 1.イスに座り、適当なサイズのタオルを床に敷きそこに足を乗せます。
  • 2.足の指、足裏を意識しながら、タオルをゆっくり握ります。
  • 3.2の動作を10回繰り返します。握るのに慣れてきたら、タオルの上に水の入ったペットボトル(500㎖)を置いて負荷を上げて挑戦してみましょう。

タオルギャザーに関する画像
足底筋膜リリース

  • 1.テニスボールぐらいの大きさのボールを用意します。
  • 2.座った状態で、ボールの上に足を乗せます。
  • 3.少し体重をかけて足の裏全体をほぐすように、ボールを転がします。
  • 4.1分ほどほぐしたら反対の足もやりましょう。
  • 5.慣れてきたら足の指を上げたり下げたり(グー・パー)して、強度を上げましょう。転がすものはテニスボールだけではなく、ゴルフボールや円柱状の床で転がせる硬い物であれば何でも可能です。

足底筋膜リリースに関する画像

 毎日のケアとしてエクササイズを行うとこは大切です。特に運動をされる方にとって足のアーチは重要で、使用している靴が自分の足に合っていないことで運動パフォーマンスの低下に繋がり、また怪我をするリスクも高くなると考えられています。当院では足部のケアやエクササイズの他に、運動中のアーチを補助するインソールを用いた治療を取り入れています。偏平足でお悩みの方はお気軽にスタッフにご相談ください。

足底のアーチについて

 日々の診療の中で患者さんから「扁平足と言われました」「アーチが落ちていると言われました」などと相談される事が良くあります。しかし実際には何が原因で起こることなのか、またどのような症状が出てくるのかなど疑問に思うことがあるかと思います。今回は足のアーチ(土踏まず)について解説して行きます。

足底部には内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの三つのアーチが存在しています。

大腿部打撲に関する画像
・内側縦アーチ(赤ライン)
足をついた状態で内側から見た時現れてくる、地面と接着をしない部分を指します。一般的には土踏まずと呼ばれるものです。

・外側縦アーチ(青ライン)
同様に外見上ではわかりにくいですが外側に存在するアーチのことです。

・横アーチ(緑ライン)
同様に前から見た際に、横に広がってくるアーチになります。

【アーチの機能】

  •  1、 歩行時の踏み出し力の補助
  •  2、 着地時などの衝撃の緩和
  •  3、 片足時の安定性
などがあげられます。

 足部のアーチが低下することで身体に様々な負担を与えることが考えられ、その症状は足部に限らず上半身にまで影響を及ぼすこともあります。

 当院ではアーチの低下に対する手技療法やテーピングサポート、またインソールを用いた治療法を取り入れています。扁平足が気になる方はお気軽にスタッフにご相談ください。

脊柱の役割と構造について

 今回は脊柱(いわゆる脊椎、背骨)の役割や構造について解説していきます。

 脊柱は体幹の背側(背中)を縦に走る多数の椎骨から作られ、頭や体幹の支持と運動、脊髄の保護などの役割があります。脊柱はあらゆる身体運動の軸となっており、その運動を支えるべく多数の靭帯や筋肉がついています。成人の脊柱は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、1個の仙骨、1個の尾骨から作られます。

 頸椎は第1頸椎と第2頸椎が特殊な構造をしていますが、第3~第6頸椎は典型的な頸椎となります。第7頸椎は背側の突起が他の頸椎に比べて長く隆起している為、隆椎とも呼ばれ体表からも簡単に触れることが出来ます。頸椎を上から触っていくと首と背中との境目あたりに第7頸椎を触れられるため、気になる方は試してみてください。余談にはなりますが、あの長い首のキリンも骨1つ1つは大きいですが、首の骨の数は7個と言われています。

 次に胸骨ですが、特徴として肋骨と連結しているのは胸骨になります。下部胸椎や次に説明する腰椎(上部)は圧迫骨折を起こしやすい為注意が必要です。転倒しての尻餅や、椅子にドンと座るような動作の連続でもいつの間にか骨折を起こすこともあります。

 腰椎は上記の通り骨折や、脊柱管狭窄症やヘルニアの割合が多く、分離症やすべり症と言った日常生活での怪我やスポーツ障害も多いとされています。日ごろ悩まされている足に出てくる痛みやしびれ感、灼熱感や冷感などは足が原因ではなく腰が原因と言う場合もある為注意しましょう。

 成人の正常な脊柱を側面から見ると、頸部と腰部では前方に軽く弯曲(前弯)し、胸部と仙尾部(仙骨と尾骨)では後方に軽く弯曲(後弯)している為、全体として軽いS字状の曲線を描きます。頸部前弯は頭を支えるスプリングの役割をもち、胸部後弯は心臓などの胸部内臓を保護しています。腰部前弯は体幹と頭を支えるスプリングの役割をもち、仙尾部の後弯は骨盤内蔵を保護するために良い形となります。

 日常では身体のどこかに痛みが出たり、またトレーニング中に自分の姿勢やバランスに意識を向けなければ自分自身の身体の構造を考える機会も無いかとは思いますが、解剖学的に自身の身体を見つめなおすと面白いかもしれませんね。当院では痛みに対する治療はもちろん、パーソナルトレーニングやバランス調整なども行っていますので、興味のある方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。